Photo: Kyu3a / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

滋賀県

守山ほたるパーク

蛍

概要

守山ほたるパークは、滋賀県守山市民運動公園の一角に広がるホタル観賞の名所だ。琵琶湖の南西岸に位置する守山市は、古来「ほたるのまち」として知られ、大正時代にはゲンジボタルの生息地として天然記念物第1号に指定されたほどの歴史を持つ。しかし戦後の高度経済成長期に水質汚濁と圃場整備が進み、かつて乱舞したホタルはいつしか姿を消した。 それを取り戻すために立ち上がったのが、地元の故・南喜市郎氏ら市民の力だ。長年にわたるホタルの人工飼育と河川環境の再生が実を結び、公園内に人工のホタル河川が整備された。隣接する「ほたるの森資料館」では、ゲンジボタルの生態から守山における保護活動の歴史まで、豊富な展示資料で学ぶことができる。単なる鑑賞スポットではなく、市民の手で守られてきた環境再生の物語が根付いている点がこの場所を特別にしている。 例年5月中旬から6月上旬にかけて、ゆるやかに流れる河川の上でゲンジボタルが乱舞する。夜ごとに増す光の点滅は夕暮れ後から深まり、水面と岸辺の草むらを淡い黄緑色に染めていく。また毎年この時期には「守山ほたるパーク&ウォーク」が開催され、公園周辺の田園地帯を歩きながら自然のホタルを観賞するウォーキングイベントも人気を集める。都市近郊でありながら、琵琶湖周辺の豊かな水環境に育まれた本物のホタルの光に出会えることが、この場所の揺るぎない価値だ。

見頃

ゲンジボタルの見頃は例年5月中旬〜6月上旬。鑑賞は日没後30分〜1時間が最も活発で、曇りの無風な夜がベスト。混雑するイベント開催日を避け、平日の来訪がおすすめ。詳細は公式サイトでご確認ください。

6 〜 6 月

アクセス

📍 住所: 滋賀県守山市三宅町(目田川沿い)

JR守山駅から市内バスで約5分、市民ホール前下車後徒歩約5分。車の場合は名神高速栗東ICから約20分。イベント期間中は駐車場が混雑するため公共交通機関の利用を推奨。

マップ

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